総務担当の佐藤です。
「佐藤さん、週末の掃除のお知らせ、作っておいてね」
会長にそう言われると、私の胃がキュッと痛みます。
たかがお知らせ、されどお知らせ。
「いつ」「どこで」だけ書けばいいわけじゃありません。
「雨天時はどうする?」「持ち物は?」「欠席の連絡は?」
考え出すとキリがないし、失礼のないような文章にしようとすると、筆が止まってしまうのです。
気づけば1時間、2時間……。
テレビでは大好きな野球中継が始まっているのに、私はまだ「拝啓」の文字を見つめている。
「なんでこんなことに時間を取られているんだろう」
そんな溜息をついたこと、皆さんにもありませんか?
私の「優秀な秘書」を紹介します
そんな私の悩みを解決してくれたのが、AIという名の「秘書」でした。
秘書と言っても、高い給料を払うわけじゃありません。
パソコンやスマホの中にいる、無料のAIです。
「掃除のお知らせを書きたいんだけど、手伝って」
そう話しかけるだけで、彼は文句ひとつ言わずに仕事をしてくれます。
私がAIにお願いしたこと
使い方は、本当にシンプル。「メモを渡す」感覚です。
1. 必要な情報を箇条書きにする
文章にする必要はありません。
(私からAIへのメモ)
・掃除の日:今度の日曜(15日) 朝8時
・集合:公民館前
・持ち物:軍手、鎌
・雨なら中止
・終わったらお茶とお菓子が出るよ
2. 「こんな風に書いて」と頼む
ここがポイントです。
(私からAIへのメモ)
近所の人が読むから、柔らかい感じで。
でも、参加してほしいから「みんなで綺麗にしましょう」みたいな言葉を入れて。
送信ボタンを押して、深呼吸を一つする間に、もう完成しています。
『地域の皆様、いつもお世話になっております。
爽やかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、恒例の「町内一斉清掃」を下記の通り行います。
普段なかなか手が回らない場所も、みんなで力を合わせて綺麗にしませんか?
作業の後には、ささやかですがお茶とお菓子をご用意しております……』
できた時間で、妻の愚痴を聞けました
「えっ、もうできたの?」
妻が驚いていました。
いつもなら夕飯の時間までパソコンにかじりついていた私が、もうリビングで野球を見ているのですから。
「ああ、優秀な秘書が書いてくれたからね」
浮いた時間で、妻の話をゆっくり聞くことができました。
「実はね、隣の奥さんが……」
普段なら「忙しいから後ににてくれ」と言ってしまうところですが今日は違います。
自治会の仕事は大切です。
でも、そのために家庭の時間が犠牲になるのは、やっぱり違うと思うのです。
AIを使って、面倒な作業はパパッと終わらせる。
そして、空いた時間で家族と笑い合う。
それこそが、一番大切な「自治会のDX」なのかもしれません。
さあ、皆さんもパソコンの前で悩むのは終わりにして、
「おい、AI君」と声をかけてみませんか?
きっと、あなたの時間を返してくれますよ。

