「DX」って、なんの略か分かりますか?

総務担当の佐藤です。

最近、テレビや新聞でよく聞く「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。
正直に言います。
私は最初、「デラックス」の略だと思っていました……(笑)。

役員の集まりでも、「これからは自治会もDXだ!」なんて若手の副会長が息巻いていますが、
私を含めた年配組はポカーンとするばかり。
「パソコンで何かするんでしょう?」
「いやいや、また新しい機械を買わされるんじゃないか」

そんな不安ばかりが先に立って、「自分には関係ない」「今のままで十分だ」と、耳を塞いでいました。
だって、今までのやり方(電話連絡網や手書きの回覧板)で、何十年も回ってきたんですから。


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娘に言われた一言がショックでした

ある日、娘がリビングでスマホを見ていた時のことです。
私が電話連絡網で、一軒一軒電話をかけているのを見て、こう言いました。

「お父さん、まだそんなことしてるの? LINEで送れば一発じゃん」

「バカ言え。電話の方が気持ちが伝わるんだ」
そう言い返しましたが、娘はスマホをいじりながら涼しい顔。
「でも、相手が出なかったらまたかけ直すんでしょ? 時間の無駄じゃん」

……ぐうの音も出ませんでした。
確かに、留守の家には何度もかけ直して、それだけで午前中が終わってしまうこともありました。
「気持ちが伝わる」と言い訳していましたが、実は「新しいやり方を覚えるのが怖い」だけだったのかもしれません。


私が始めた「小さなDX」

そこで、意地を張るのをやめて、少しだけ新しい道具を使ってみることにしました。

1. 議事録をスマホで打ってみた

今まではノートに手書きして、家に帰ってワープロで清書していました。
それを、会議中にスマホのメモ帳に入力してみたのです。
最初は指が震えましたが、慣れると「音声入力」という便利な機能にも気づきました。
「明日の掃除は9時からです」とスマホに話しかけるだけで、文字になる!
これには腰を抜かしました。

2. 生成AI(ChatGPT)に挨拶文を頼んでみた

これが一番の衝撃でした。
「敬老会の挨拶を考えて」と打つだけで、立派な原稿が出てくるのです。
私が3日悩んでいた文章が、3秒で。
空いた時間で、敬老会の記念品をゆっくり選ぶことができました。


「楽をする」ことは「悪いこと」じゃなかった

DXなんて大層な名前がついていますが、要は「楽をするための道具」を使うことなんですね。
洗濯板が洗濯機になったように。
ほうきが掃除機になったように。

自治会の仕事も、道具を使えばもっと楽になる。
そして、楽になった分だけ、心に余裕が生まれます。

先日、電話連絡網をやめてLINEグループを作りました。
「これでいいのか?」と不安でしたが、役員のみんなからは「連絡が早くて助かる」「既読がつくから安心」と大好評。
浮いた電話代で、妻と美味しいケーキを買って食べました。

「デラックス」な生活にはなっていませんが、
「リラックス」できる時間は確実に増えました。

もし、以前の私のように「デジタルなんて」と食わず嫌いしている方がいたら。
まずはスマホに向かって「明日の天気は?」と話しかけるところから始めてみてください。
そこから、あなたの小さなDXが始まりますよ。

自治会AIお助け隊 談話室

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